まいてぃのにっき!

絶起、落単、留年

読まないでください

「あのさ、いじめって何だと思う?」

「いじめ〜?」

「そう?いじめ」

「そうやなあ、いじめってのは皺だな」

「皺?」

「そう。関係の皺」

「どういうこと?」

「つまりな、人間関係ってのはみんなででっかいシーツの端っこを持って歩いてるようなもんなんや。だけど時々、そのシーツに皺がよってしまうんよ。その皺の寄ったところを持っている奴が、いじめられるねん」

俺の頭の中には木綿の白いシーツを持った集団が浮かぶ。マヌケな姿だ。

「相変わらずユニークな説だな」

「シーツはピンと張ってなきゃいけないわけね?」

「そうそう。だからみんな突っ張って力を入れてシーツを持つんよ。だけど、あんまり力を入れ過ぎると、自分がシーツを引っ張りすぎてみんなの手が離れてしまう」

「ダレていると皺が寄ってたるんでしまう。そやけど、シーツを持って歩くというのはすごく難しいさかい、どこかに皺は寄るもんなのよ。でな、当然の事ながら、力の弱い奴のところに皺は寄りがちやねん」

なるほどな、と思う。

「でもさ、なんでみんなシーツなんか持って歩いてるの?」

「知らん。誰かが教えたんやろ、これ持って歩きなさいって」

「シーツなんか持ってたら歩きにくいじゃん」

「そうや、おっしゃる通り。けど、持ってると楽やねん。」

「なんで?」

「持ってる方が固まりやすいやろ?だからみんなシーツに寄ってくるんよ。もう入る余地がないほど人が群がってるシーツに、無理矢理ネジ入って、片手でもいいからシーツを掴んでいたいって思うんよ」

「なんか、うっとおしい」

「ほんまにうっとおしい。うっとおしいから、シーツを切り裂きたくなる奴も出てくる」

シーツをナイフで切り裂いている少年のイメージがパッと浮かぶ。

「それが犯罪者になると?」

「そうは断言できんけどな」

 

みたいな、頭の中で2つの人格に会話させる事で暇を潰しています。なう。

今日は学校を休んだので、ほんとに、あの、家で、1人で、その、あの、その…

本を読んだりTwitterしたりして時間潰してたけどもうそろ限界ですこれでまだ5時半だなんて信じられない俺はもう暇すぎて死んでしまう誰か助けてください助けて助けてなあて笑

 

(>_<)☆